週刊わやソング

2010.10.31号

特集:プーサンライブの作り方（当日差し替え編）


実は、前の週、ＹＵＭＥＹＡさんで、
明るく楽しく、そしてちょっとしんみり、ってライブをやったので、
アランプーサンでのこのライブは
逆に全く笑えないってのもいいんじゃないかなと、
硬派の歌を集め、しゃべりも最小限でやるつもりだったのだ。

予定していたセットリストは以下のとおり。
『僕らの時代は』
『リサイクルしても』
『本当に心配しなくてはいけないことは何だろう』
『差別する心』
『起こってからでは遅いのだ』
『心にはユートピア』
うーん、暗くて重いぞ。

ところが、開始直前、
対バンの女子高生のお友達がやってきて店内は一気に明るくなる。
すると、お客として来ていた竹内トモローさんが
「こないだのＹＵＭＥＹＡさんのカンジでやったほうがいいよ」
と、アドバイスをくれる。
ボクもそれもそうだと思い急遽、差し替えを決意する。
さらにトモローさんは「１曲目は『ゆでタマゴ』がいい」とも。
そういやなぜかＹＵＭＥＹＡでは入れてなかったんだよな。
そこで決定したのがこんな曲順。
『ゆでタマゴが好き』
『消費期限が過ぎていた』
『朝のカレーライス』
『本物は美味しい』
『赤白黄色』
『朝食にはラーメン』
ＹＵＭＥＹＡライブから動物シリーズを外し、
いきなりトップに『ゆでタマゴ』を入れ、
アンコールで失敗した『朝カレー』もリベンジ、と
こういう構成になった。
３番手だったので差し替えてる時間があったのが幸いした。

うん。歌いやすく楽しい歌ばかりなので、
テンポ良くやれるぞ。
予想以上に女子高生に受けたのが嬉しいねえ。

それぞれの曲で「ウケ」を狙ったポイントを残しておこう。
『ゆでタマゴが好き』はそのまま「ツカミはＯＫ」というカンジで。
最後に「ゆでタマＧＯ！」と叫ぶのも忘れずに。
そうだ、次やるときは「ゆでタマＧＯ！ＧＯ！ＧＯ！」とやってみよう。
『消費期限が過ぎていた』は「クンクン」と匂いをかぐとこと、
「美味しかったー」で嬉しそうな表情をするとこが狙い目で、狙い通り。
『朝のカレーライス』はとにかくノリ良く。
最後が歌詞を間違えたのとギターが変になったのはちょっと反省。
『本物は美味しい』は照れずに「おっぱい」と歌うとこ。
『赤白黄色』もおなじく「おっぱい」と勇気を持って。
ラストの『朝食にはラーメン』はもう何がなんだか。

燃え尽きた６曲でした。
こういう場当たり的なライブもいいね。
プロデュースしてくれたトモローさんに感謝。


写真はアランプーサンではなくて、大高イオンでのライブの様子。
トモローさんが写してくれたということで。


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