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週刊わやソング

2004.7.12号

特集:ライブの選曲について

何かのレポートみたいなタイトルだね。

さて、幸いいろんなめぐりあいがあって、
ここ数年はフリーエントリーのを含めると
年に30回くらいは人前で歌っているのだ。

そのうち、年に何回かは30分以上のまとまった時間をもらえるのもあって、
そういったライブでは、じゃ何を歌おうかということが問題になって、
あるテーマで統一しようかとか、
ストーリー性を持たせてみようとか、
いろいろ考えるのがまた楽しいのだ。

お客さんの顔ぶれを予想して、
あのメンバーなら前回はあれやってるから今回はやめようとか
まだ聞いてもらってないのはあれだな、とか
そういう履歴参照型の選曲もある。

競演・共演の面子によることも大きい。
イキナリ「対決」ライブになっちゃったりもするし。

いずれにしても、この選曲やタイトルを考えるのがけっこう楽しくて、
ボクの場合は選曲が終わったらライブは半分終わったような気になることさえあるのだ。
ホラ、旅行の計画が楽しくて行く前から盛り上がりってのと同じ。

そこで今回はもうすぐに迫ったYUMEYAライブの選曲を紹介してみようと思う。

YUMEYAさんでは過去2回やらせてもらってて、
何がいいかというと、
一人で1時間半たっぷりやれるってこと。
実際はもっと長時間になっちゃってたりする。

選曲を厳選するってのもおもしろい作業なのだけど、
たくさん選べると順番を考えるのも難しくってそれがまた楽しいのだ。

YUMEYAさんでの第1回は「わやソングベスト集」ってことで

『初心者マンの歌』
『一福青春編』
『サのつくサカナの唄』
『バルコニーの鳩』
『フクタロウ』
『20世紀末コオロギ』
『笑い上戸の歌』
『朝のカレーライス』
『サのつくダジャレの歌』
『息子と』
『一福子連れ編』
『アルコール性記憶障害』
『無知の知』
『僕のオリジナルダイエット』
『心にはユートピア』
『それはガングリオン』

というレパートリーを並べたのだけど、
コレの解説してると長くなるので今回は省略。
ま、タイトルどおりだし。

第2回は、その続編ってことで「わやソングB面集」として

『曲がってる?』
『突発性難聴』
『アルコール依存症』
『行方不明になりたかった』
『卒業論文』
『梅雨明け宣言』
『燃えろ!アウトドアー!!』
『それこげワン!ワン!!』
『しろあほうどり』
『生まれてくる子の子守唄』
『トイレトレーニング』
『本当に心配しなくてはいけないことは何だろう』
『起こってからでは遅いのだ』
『自動車運転免許』
『サのつくサカナの歌』

アンコールの『サのつくサカナの歌』以外は1回目とは全くダブってないのだ。
で、さすがに今回は「C面集」てのもないよなーということで
けっこうはじめは悩んでいたのだった。

でもま、貴重なたくさんやれるライブってのを生かして、
とにかくいろんなボクの歌を聴いてもらいたいってのと、
前に聞いた方が「そうそう、この歌また聴きたかったの」と思ってもらえること、
そして、前回以降の新曲も紹介したいってのを総合して
選曲することにしたのだった。

タイトルは「帰ってきたわやソング」に決定。
しかし、実は今回のタイトルはとにかくチラシを作らなきゃということで
先に考えたものなので、選曲と結びつけて説明できなかったりするのだ。

ではいよいよ本題。
本番前に選曲を発表しちゃうってのも面白いよね。

7月23日のYUMEYAライブ「帰ってきたわやソング」はこうだ!

まずオープニングは『朝のカレーライス』
マスターにも気に入ってもらってるようだし、
朝=スタートのイメージで1曲目に決定。
1回目のアンコール曲でもあるのだった。

前半は新曲発表コーナーとする。
朝といえばボクの早起きっていうトークで自己紹介しつつ
2曲目には『眠い』
もちろんお客さんに起こしてもらうという演出もやるぞ。
始まったばかりでってのが面白いでしょ。

続いて『散髪と父と息子と』
近況紹介もできそう。

そして『ビワの木』
12分の長い曲だけど、長さを感じさせずに聴いてもらえるはず。
今回、季節感もあるこの曲がメインになるのだ。

前半、そして新曲の最後は『安心して』
熱唱系なのでちょうど休憩に入れてよいのだ。

休憩っても5分もあれば十分。
今回は前回・前々回より曲数を減らしているのだけど、
それでも長い歌が多いので試算してみると全体で1時間半は超えてしまいそうなのだ。

後半は、これまた勢いよく、『それこげワン!ワン!!』でスタート。
これは2回目のアンコール曲でもある。
犬の鳴き声のサビを是非お客さんにやってもらいたいと思っているのだった。

ここで動物シリーズで固めて、次は『バルコニーの鳩』
これも1回目のアンコール曲になる。
もう一度聴きたいって声が多いようだから入れるのだった。

そしてこのあとは新曲ではないけど、まだYUMEYAさんでは歌っていないという
まだまだある名曲コーナーとなる。

みぃさんにリクエストをもらった『溺愛のプレーリードック』を久しぶりにライブで歌う。
この歌だけが作詞わやではなく晴美♪さんの詞で、世界が広がるのだ。
動物シリーズが続くし。

お次は『さすらいのニャンピー』

ちょっと社会派に傾けつつ『偉い人』

とうとうどっぷり社会派の『僕らの時代は』

そろそろ終わりなのにオープニング曲の『正義の人ガングリオン』

そしてラストは前向きに『そろりと行こう』

ふー、後半は走っちゃいましたか。
と、ここでアンコールをもらえる予定で、
一応ボクのスタンダードの『サのつくサカナの歌』
用意しておくのだった。

どうでした?
って実際のライブを聴いてみてね!

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