ライン

週刊わやソング

2008.1.27号


特集:病み上がり準備不足ライブ


年に2回のペースでYUMEYAさんではライブをさせていただいている。
ライブが近づくと、
テーマを決めて選曲をし、
トークネタを考えメモし、
それなりに練習・歌い込みをしてから本番を迎えるのが普通なのだけど、
今回はそれができなかったのだ。

四国に行って風邪を引いてから、
ずっと体調不良が続いていて、
前週の金曜夜から月曜にかけては、
40度近い高熱で寝込んでたからね。
熱にうなされながら、
ライブはキャンセルしたほうがいいかもとか、
仕事にも穴を開けてしまったのでライブは自粛すべきかとか、
いろいろ考えて弱気になっていたのだった。

ま、回復するにつれて、
ライブはやるべしという気持ちにはなったのだけど、
準備ができないのは現実だった。
なので、当日は「ぶっつけ本番ライブ」と称して
選曲もリクエストをいただいてと思いついていたのだ。
でもまあ、本番前の1時間くらいの時間で
なんとか選曲もできたし、
曲順も適当に決まったし、
トークネタもメモするほどでもなかったので
いつものライブのようになったのはさすが(自分で言う)というべきか。


撮影:みぃさん


開始は7時半の予定だったけど、
音あわせがちょっと長引いてて、
ボクの音あわせをやりながら適当にスタートすることにする。

気楽に歌い始めたのは
『サのつくダジャレの唄』だ。
この気楽に歌えるってのはけっこう大事なレパートリーだったりする。

音あわせが終わらなかったので、
続けて『曲がってる?』を歌う。
いつでも終わっていいつもりで歌ってたけど、
結局最後までやれちゃったね。
ホントはカズーを使う間奏も口で「タッタラタ」と歌って済ます。

さて、いよいよスタート。
1曲目は『偉い人』から。
森総理のときに、そのあまりにも総理大臣不適格さに作った歌だけど、
小泉さんも安倍さんも「偉い人」とは思えなかったので歌い続けてきたのだ。
福田さんになってから歌ってなかったような気がしたので選曲。
いつかはボクより偉い「総理大臣」が出る日が来るのだろうか。

2曲目は始まる前にリクエストをもらった『朝のカレーライス』
また聴きたいっていうより、一度聴いたときのインパクトが強かったってことでしょう。
実は先週末、いよいよ始まったココイチのグランドマザーカレーを楽しみにしていたのに、
寝込んでて食べられなかったのが悔しかったとかのトークネタにもなったのだった。

3曲目は『アルコール性記憶障害』
昨年は12月に大失敗をやらかして、
職場の飲み会で2次会にいけなかったあげく、
翌日がその年初めての休刊日になったのを反省してるとか、
さらに、今年はもう休刊日になったくらい先日の病気は大変だったとか語りながら。

4曲目は、これもリクエストの『サのつくサカナの唄』
これもインパクト系ですな。
作って歌い続けて20年。

5曲目は『本物は美味しい』
昨年の漢字が「偽」だったけど、
今年もまた新しい「偽」ニュースがにぎわってますねとか語りながら。
もうすぐあのあんころ餅が復活する。
それは楽しみなのだけど、
せんばなんたらの料亭のほうは再開してもらわなくてもよかったと思うのだった。

そしてラストは『20世紀末コオロギ』だ。
なぜかこれを歌って終わりたいと思ったのだね。

そうそう、途中で語ったトークネタを書き残しておこう。

ボクが病気の間は普段のベッドルームではなく、
リビングに隣接した和室に布団を敷いて寝るのだ。
隔離されてるともいう。
弱ってるときは「お〜い、誰かぁ」と声をかけても、
リビングではTVを大音量で見てるのでボクの声は聞こえてない。
なので、持ち込んでおいた携帯か電話の子機で電話して用件を伝えるのだ。
いいアイデアなのだけど、
ボクが電話してコール音が鳴ると、
家族は「あ、引きこもり野郎から電話だ」とか言っている。
丸聞こえだよ〜

そんな隔離部屋で朝目覚めて時計を見ると、
なんと8時16分。
誰もいない気配。
妻は7時15分に出勤してるはずだし、
アツフミは8時すぎに小学校に、
ヒデフミも高校へもう出て行っててもおかしくない時間。
誰もボクを起こしてくれなかったのかと思ったのだけど、
念のために他の部屋を覗いて回ったら、
なんとみんなまだ寝ていたのだ。
要はボクがいつも目覚まし時計代わりにみんなを起こしていたってことね。
その目覚まし時計が壊れていたので家族全員遅刻ってことになったのだった。


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