ライン

週刊わやソング

2011. 1.30号


特集:プーサンライブの作り方(テーマ設定編)


ライブの選曲をするとなると
よくあるのが「食べ物シリーズ」とか
「動物シリーズ」として
あるカテゴリーの曲を集めてみましたってことに
なることが多いのだ。

先回の「当日差し替え編」では
ものの見事に「食べ物シリーズ」になってたよね。

それとは反対に、
テーマを決めて、
それに沿った曲を集めると、
曲調やギターの弾き方がいろんなのが集まって
聞くほうも楽しめるんじゃないかなって思う。

1月24日のアランプーサンのライブは後者だ。

2011年になって一つ目のテーマを決めたライブなので、
今年、どういう歌を歌って行きたいのか、
それを語るカンジで選曲。

テーマは「今年のわやソングの方向性」ってとこ。
実際には今年だけじゃなく
これからずっと、という想いをこめているが。

まずは、昨年できた『消費期限が過ぎていた』を楽しくやって、
続けて、同じく新曲の『チンゲンサイ』を歌うことで
今年も複数の新曲を作りたいということと、
これからも作り続けるぞってことをアピール。

ちょっとしんみりしたので、
同じくウサギネタで明るい曲
『サのつくダジャレの唄』を続ける。
これからもウケ狙いの線ははずさないよという
決意表明でもある。

次の『折りたたみ椅子』では、
ボク個人の体験の歌に
「そうそう、俺も作った」って風に、
聞き手に共感を得られることがあり、
これからも思い出を語りまくろうなんて思う。

同じく自分の体験から作る歌でも
『父ちゃんが伝えてくれた』
より明確に、自分の想いを次の世代に伝えて行きたいという
気持ちを表している。

『偉い人』も同じく伝えること、
そして社会の今に目を向けるということを
忘れないようにしたいってことを表明。

ラストの『正義の人ガングリオン』
歌うことで人に希望を与えたいって
おこがましくも思っていることの表明だ。
ストレートにではなく、面白さで包んで、
楽しみながらってのが大事だよね。

さて、「ガングリオン」は始めて聴く人にはインパクトがあったらしく大ウケ。
思いもよらずアンコールをいただく。
いつもなら、じゃあって歌集をめくるのだけど、
今回は、全曲収納の歌集からやる分だけ抜き出して
持ち出してたので困ってしまった。
とりあえず、ガングリオン続きで
歌詞カードなしで『それはガングリオン』を歌いだす。
それって何?に対する説明にもなると思って。
でもダメね。
途中から歌詞が出てこない。
なので中止して『さよならガングリオン』をやることにする。
これはなんとか1番だけだけど歌いきったかな。
エンディングには良かったかも。

あれ、テーマってなんだったっけ?


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