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週刊わやソング

2008.7.26号


特集:わやソング四半世紀ライブ2


ボクの45歳誕生日当日に行われた「わやソング四半世紀ライブ」は
その選曲が社会派というか真面目というか、
やや硬い歌に偏っていたのは確かなのだ。

で、バランスをとるため、
7月18日にYUMEYAでやったライブは
ウケ狙いソングで固めたというわけなのだった。

YUMEYAでは1時間弱できるので8曲選曲する。
外せないのはできたばかりの新曲。
あとは歌集をめくりながら面白そうな歌を拾っていく。
今回は長いのはパス。

いつもはトークの流れなどを考えながら曲順を決めるのだが、
わやソングの歴史をたどるといった流れにするために、
完成したのが古い順に歌うことにする。
必然的にトリは新曲だ。


写真は2日後のフォークキャンプリーby hiromiさん

さて、まず1曲目は、
1986年、学生時代に作った『卒業論文』だ。
人によっては思い出すのもイヤなモノかもしれない。
ボクもそれなりに苦労はしたし、
当時は卒業がかかっているプレッシャーもあったのだけど、
この歌ができたことで、
楽しかった思い出しか残っていないのは幸せなのだった。

2曲目は『燃えろ!アウトドア!!』
1991年、ボクが前の会社に勤めてるときに作った歌だ。
このころから毎年同じメンバーでキャンプをしていて、
それはボクが転職した後も1年も欠かさず続いている。
仲間っていいよなー。
お客さんに合いの手や掛け声を言ってもらうのも楽しいのだった。

3曲目は2000年作、『それこげワン!ワン!!』
こっちも仲間と遊ぶときの歌で、
こっちのメンバーも新旧の職場が混ざっていたのが面白い。
MTBの歌のはずが、すっかり動物シリーズになっているし。
カズーを吹く間奏も久しぶりにやったね。
これもお客さんに犬の鳴き声をやってもらうのだった。

4曲目は2001年の『笑い上戸の歌』
このサビが笑い声だけっていうインパクトはボクのレパートリーの中でも一番だろう。
お客さんにも笑ってもらうようにお願いするのだけど、
実際にどのくらい一緒に笑ってくれてるのかはよくわからないのだ。
ボクも全力で笑ってるから他の人を見ていられないからなのだった。

5曲目は同じく2001年の『朝のカレーライス』
他の歌にもいえるのだけど、
カレーライスを食べるってのは誰でもやることだから、
朝から食べるのが普通かどうかは別にして、
皆さん身に覚えのある歌詞ってところがいいのだろう。

6曲目は『アルコール性記憶障害』で、2002年の作。
このころはたくさん歌ができて、しかもよくできた曲が多いのだ。
なので四半世紀続けてますっていっても年代的には偏りがあるのは確か。
でもやってることはほとんど変わっていないので
この歌も15年前にできていてもおかしくないし、
今できたばっかりっていってもいいくらいなのだった。

7曲目は『眠い』
2004年にできたネタ先行型の歌だ。
なんといってもサビで寝てしまって、
お客さんに起こしてもらうという儀式は、もう歌そのものなので、
他のお客さん参加型の歌以上に省略できないことなのだった。
毎回、起こしてくれるお客さんのノリの違いで、
すぐ起こされたり、なかなか起こしてくれなかったりで、
その即興性がまた面白いのだった。

そしてラスト8曲目。
いよいよ新曲2008年作の『つまみ食いでビール』だ。
3拍子の曲はときどき作りたくなるんだよなあ。
あと、ボクにしては珍しくハーモニカを使ってみた。
KEYがCの曲なので緑色のハーモニカがデビューできたのが良かったのだった。

で、いやらしいのだけどアンコールも用意していたので歌う。
1993年の『初心者マンの歌』だ。
四半世紀やってても「初心を忘れない」ってことは常に肝に銘じておきたいこと。
決してギターが全く上達していないってことの言い訳をしてるわけではないのだった。

さて、こうしてウケ狙い系の歌ばかりを集めたライブをやってみて、
あらためて、よく続いてきたなあと思うし、
これからも続けていきたい、というか続けていけそう、と思ったのだ。
ホント、マイペースだけどね。
ホームページもそれだからこそ続いているのだろう。

それにしても、ウケ狙いソングはだいたいが声を張り上げる曲調なので、
そればっかり歌ってたら喉が持たないということに終わってから気づいたのだった。
ゲホゲホ



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