ライン

週刊わやソング

2008.10.12号

特集:妄想癖ライブ



9月29日のアランプーサンでのライブを再現。
今回のテーマは「妄想癖」とする。
先日受けた職場での自己分析で、
事務職には向かない結果が出てしまった上に、
妄想癖があるとまで診断されたのを受けてなのだ。
ま、診断はけっこう当たってるけどね。


撮影ODAさん(7月のライブ):歌ってるときは入ってるねー

まず『夢の中でボクは』から。
前にもどこかで書いたけど、
ボクは毎晩のように夢を見てて、
その夢は色も音も匂いもあるリアルな夢で、
ストーリーやキャストは支離滅裂だけど、
それは後から考えたらのことで、
夢を見てるときはけっこう面白くその世界に入ってて、
途中で目が覚めちゃっても、半分現実半分夢ってな状態で、
続きを見ることもできたりする、と、
あ、こんなこと書いたらホント危ない人みたいに思われちゃうじゃん。
どんな夢かってのは歌詞を参照してね。

続いて『アルコール性記憶障害』
実は2曲目には別の曲を予定していたのだけど、
リクエストをいただいたので急遽差し替えたのだ。
でも、この曲にもちろん妄想入ってるのでOK。
あ、でも断っとくと、記憶をなくしてしまうのは確かだけど、
酔っ払ったからといって変なことを言い出すことはないので安心してね。
そう、ないはず・・・

次は『野菜サラダ』
浅井正人さん作詞のラブソングだ。
ボクのレパートリーにはラブソングはほとんどないのだけど、
あえて、作るとすると、それこそ妄想のカタマリになってしまいそう。
ま、ボクは男なので女心を歌おうとすると妄想になるのは当然だし、
そもそも恋なんて妄想でしょう。
でも、世の中のラブソングには妄想っぽくないのもあるのが不思議ね。

そして『フクタロウ』
動物シリーズの名曲だ。
もちろん、動物の気持ちになるってのも立派な妄想だね。
でも、これはみんなやってることじゃないかな。
親しい動物とは言葉が通じ合ってるような気がするもん。
ボクもフクタロウとは会話したし、
ウサギのメイが何を考えてるかわかってたし、
猫のミントの「ミャア」もわかるもんね。
ハイハイ、ササミが欲しいんでしょ、と。
そうか、これ妄想って言われたらヤだなあ。

最後は『さよならガンクリオン』
言わずと知れた「ガングリオン主題歌集」のうちの、エンディング曲だ。
フィクション=妄想ではないのだろうけど、
世界観を構築して、キャラクターを創って、ストーリーを考えて、
っていう作業は「妄想」そのものなのだ。
このボクの妄想上の存在である「ガングリオン」、
その彼が居なくなった後の彼への想いを言葉にしたこの歌は、
特に感情移入して、その世界に浸りきって歌うのだ。

と、ここまでボクの妄想にお付き合いいただいてありがとうございます。
よく考えたら、オリジナルソングを聞かされるってのは、
そういうことなのかもしれないね。



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