週刊わやソング2003.2.4号  前号へ  次号へ  バックナンバーへ

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夢の中でボクは」    2003.1 MP3で聴けます

夢の中でボクは何かに追いかけられている
逃げても逃げても逃げ切ることはできないのだ
夢の中でボクは暗闇の中に落ちている
どこまでもどこまでも落ちつづけるだけなのだ
  夢の中でボクは恐怖を感じている
  夢の中でボクはそれを夢だと考えもしない

夢の中でボクは時間を気にして急いでいる
次から次へと邪魔が入って進めないのだ
夢の中でボクは取り返しのつかないミスをする
嘆いても嘆いてもどうすることもできないのだ
  夢の中でボクは痛みを感じている
  夢の中でボクはそれを夢だと思いたがってる

夢の中でボクは美味しいものを食べている
食べても食べても満腹にはならないのだ
夢の中でボクは女性に誘惑されている
どうしてもどうしても手を出すことはできないのだ
  夢の中でボクは味や匂いを感じている
  夢の中でボクはそれを夢だと気付いている

  夢の中でボクは色や音を感じている
  夢の中でボクはそれを夢だとわかっている


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 「夢を語る・・」とくると「夢」ってのはもちろん希望や決意を思い描くってのになりますが、これまた当然のことながら、この歌の「夢」ってのは単純に眠ってるときに見るアレです。同じ「夢」でもわざわざ歌にしようってのはほとんど前者の「夢」だと思われますが、ボクが作ると必然的に後者のソレになるのです。

 人によっては夢には色がないとか音がないとかストーリーがないとかオチがないとかあるそうですが、ボクの見る夢は総天然色でステレオ音源で何でもアリの世界なのです。登場人物も入り乱れててとても面白いのです。そして一番すごいと思うのは、歌詞の中にもあるように「夢の中でボクはそれを夢だとわかっている」ことがあることなのです。たまたま途中でおきてしまったときなど、続きを見ようとしてもう一度寝ると、ちゃんと続きを見れたりもします。

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