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週刊わやソング

2004.9.4号

特集:ライブトークについて

今回も何かのレポートみたいなタイトルだね。

さて、先回はライブの選曲について取り上げたのだが、
選曲してから具体的にやることまでは書いてなかったね。
それは何かというと、
いつもは完成日付順にファイルしてある「わやソング歌集」から、
選曲した曲の分を抜き出して、歌う順に並べて、
歌集の中央のインデックスページの後ろにファイルしなおすのだ。

こうすることによって、
練習の際にもページを探したりめくったりする手間が省けるのだ。
もちろん本番のときも1曲終わるごとに1枚めくるだけですむよね。
この歌集を見ないと、歌詞やギターコードを全部おぼえてはいないボクは
全くライブができなくなってしまうのだった。

自分の歌はみんな歌詞とギターコードをワープロ打ちして、
1曲1ページ、B5サイズの穴あき用紙に印刷してファイリング。
とても大事な歌集なのだった。

その歌集だが、見てもらえばわかるけど、
歌詞の周りの余白にたくさん鉛筆書きのメモがあるのだ。
これが何かというと、
今回のテーマであるライブトークのネタなのだった。

だいたい、選曲しながらどんなことをしゃべろうかって同時に考えてるのだけど、
実際にメモを入れるのはライブの直前が多い。
直前のエピソードやお客さんの顔を見て思いつくことも多いからね。
実はメモにはないアドリブも相当やっちゃうのだけど。

2004年9月2日にやった、
アランプーサン○得ライブの例でライブトークを再現しよう。

この日は、「ひと夏の経験」もしくは「夏の思い出」をテーマにして選曲。

まず、8月25日にやったカフェプー前での納涼祭りで、
初めて「流しソーメン」の出店を出したのを記念して、
『流ソみゃあ』を選曲。
メモには、
「先日出店」とか書いておく。
で、
「出店のときには歌えなかったのだけど、テーマソングがあります。」
とか、
「来年もやるのでみんな楽しみにしてねー」
などとトークしつつ、
1曲目を歌うのだった。

次に、この夏はキャンプをたくさんしたということで、
『キャンプしようよ』を選曲。
メモには、
「8月4回」とか「指を切ったあ」とか
「アコデナイトヨホ」とか「ビンゴ」とか書いておく。
で、
「キャンプで酔っ払ってて玉ねぎを切っていて、
指を切って、今日ギター弾けるかどうか心配だった」
とか、
「アコデナイトの進行のときに歌ってた歌は実はこの歌の替え歌だ」
とか、
「ビンゴゲームのときにも使える替え歌もあるのだ」
などとトークしつつ、
2曲目を歌うのだった。

続いて、高校の同窓会で現在までを振り返った歌を歌ったことや、
MTBを買い換えたことから、
『自転車と僕と』を選曲。
メモには、
「朗読しない」とか「折りたたみ椅子」とか
「高校の同窓会その頃好きだった女の子来なかった」とか
「緑色が好きビアンキ」とか「4曲しかやらないだんだん長くなる」とか書いておく。
で、
「いつもは途中朗読してるけど今日は全部メロディーにのせて歌ってみます」
とか、
「高校の同窓会では(中略)残念だった」
とか、
「緑色が好きで(後略)」
とか
「今日は4曲しかやりませんが、さっきの歌でも結構長かったけど
今度のは10分近く、最後のは12分かかるので覚悟してください」
などとトークしつつ、
3曲目を歌うのだった。

ラストは、この夏に向けてできた新曲だから、
『ビワの木』を選曲。
メモには、
「台風」とか「大雨のキャンプ」とか
「お墓参り行けず」とか「車庫が飛んだ」とか書いておく。
で、
「雨の中、キャンプを撤収するのは大変」
とか、
「ちょっと海外に行っていて台風16号が来てるのは知らなかった」
とか、
「実家に電話したらあんたんとこは大丈夫だったかウチは車庫が飛んだんぞね(略)」
などとトークしつつ、
4曲目を歌うのだった。

4曲歌い終わって、時間はなんと予定ピッタシの40分。
大成功の(その意味では)ライブだったのだった。

うわー長いレポートになっちゃった。字ばっかだし(~_~;)

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