週刊わやソング2003.2.16号  前号へ   バックナンバーへ

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自動車運転免許」    2003.2 MP3で聴けます(2003.3.2更新)

大学4年の春 自転車で自動車学校に通い 叱られたり馬鹿にされたりしながら頑張って
仮免に落ちたりもしたけどなんとか卒業できて やっとのことで自動車運転免許を手に入れた

帰省したとき親父の車を借りて練習をした まず初心者マークを買いに行くことにした
お店まであと少しのところで警察が検問していた 今買いに行くところだといったけどダメだった

  たかが運転免許されど運転免許  数々のドラマを語る   カー ライセンス

社会人になっても車を買おうとは思いもしなかった 日常生活は自転車で デートは電車でこと足りた
どうしても必要なときはレンタカーを利用した  延長料金を払いたくなくて デートは早めに切り上げた

結婚を機に買ったホンダシビックシャトルの中古 2台目はスズキエスクードノマドよく走ってくれた
3台目はニッサンセレナキタキツネたくさん積めるよ どれにも共通してるのは緑色だってこと

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3年ごとに更新するのはとても面倒だった とにかく並ばされ待たされて1日がつぶれた
だけど感心するのはシステムの改善が進み いまでは意外なほど早く終わるようになった

1回だけわざと更新期限内に行かなかった そういう人の窓口は並ばなくても済みそうだった
でも考えが甘かった いいことは何一つなかった ゴールドは6年待たされ 原付の文字は消えてしまった 

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ボクより先にゴールドになった妻はペーパードライバー せっかくあるのにもったいないと思うこともあるけれど
必要がないなら運転しなくてもかまわないよね 車を壊されるのは困るし 身分証明書として使えるよ

車に乗ると性格が変わる ボクも例外でなかったりする 下手な運転や横着な運転 ついつい悪態をついている
「このドへたくそ」なんていう罵声を子供にも聞かれてる おせじにも上手でない妻も 複雑な気持ちで聞いている

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色あせた写真に残る まだ若い親父とファミリア いつかはクラウンだと言っていたカリーナに乗りかえた頃
ブルーバードが四万キロを超えたときは自慢気に 地球一周したんだゾと 繰り返し聞かされた

年を取り肉体は衰える それはだれにでもやってくる 親父が車を手放したと聞いてそんなことを考えた
何十年と運転してきたのだ どんな思いで決めただろう でもその決断をした親父を とても立派だと思う

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 自動車の運転免許を持っている人ならそれぞれいろんなドラマをお持ちのことと思います。この歌を聴いて、それを思い出してもらうのも面白いんじゃないかな。「免許」からは実は少し外れますが、「乗ってきた車」についても同時に語っています。ボクはまだ3台目なので歌詞は少しで済みますが、たくさん乗り継いできた人は大変でしょうね。

 ネタは全て実話です。補足すると、最初(で今のところ最後)の切符を切られた事件「初心者マーク不携帯(?)」は警察の融通の効かなさといいかげんさを学習できました。だってホントあと200メートルくらいのところにお店はあったし、切符きったあとは「行ってよし」でしたからね。「買ってきて貼るまで乗っちゃいけないんじゃないの?」と聞いたのですが、そこまで運転するのはOKなんだそうです。

 歌詞の最後のエピソードの親父のことはどこかで歌っておきたかったことの一つです。最後の車はなぜかカリーナEDでした。ボクは親父にいろんなところで影響されていて、セレナキタキツネが4万キロを超えたときは息子たちに繰り返し地球一周だと語ってしまったのでした。

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