MP3で聞けます昭和３８年に生まれた僕は 今年３８歳になった
だから昭和が続いていたとしたら 今年は昭和７６年だ
昭和が終わって平成になって もう１３年が過ぎて
昭和といえば遠い昔のような 気がしたりもするけれど
年号が変わったのは前の天皇が死んだからであって
それは僕には関係無く 昭和７６年といっても良いんだよね
僕が知り得ない３８年 僕が体験した３８年
同じなのはその長さだけ 昭和の初めの日にも意味なんて無い
昭和は激動の時代だった 特に前半は激しかった
僕が生まれるまでの３８年に 大きな戦争や侵略をやって
戦争に負けて かろうじて国は残って そして立ち直った
生まれたころまでの変わりようは実感してはいないけれど
僕が生きてきた３８年はだんだん物が豊かになっていって
僕には大きな変化だった それも激動といっても良いんだよね
僕が知り得ない３８年 僕が体験した３８年
同じなのはその長さだけ 僕が生まれた日で区切る意味も無い
昭和のはじめに生まれた両親は ７６年をどう振り返るだろう
遊んだり学んだりの子供時代は 戦争に奪われ振りまわされた
昭和２０年に戦争は終わったけど 親父はシベリアに連れていかれた
生きて帰ってくれたおかげで 僕は生まれることができたのだった
両親の出会いから僕が生まれるまで 波乱万丈のドラマがあった
今では孫達の成長を見られる 幸せな人生だといっても良いんだよね
僕が知り得ない３８年 僕が体験した３８年
同じなのはその長さだけ そしてこれからは それにも何の意味も無い
年号が変わったのは前の天皇が死んだからであって
れは僕には関係無く 昭和７６年といっても良いんだよね
僕が知り得ない３８年 僕が体験した３８年
同じなのはその長さだけ そしてこれからは それにも何の意味も無い
そしてこれからは それにも何の意味も無い
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ふと振り返ると年月の流れる早さに驚くことが多いのです。自分が38歳になったときのことなど、子供時代はもちろんのこと、19歳のころだって想像できてませんでした。大学に入るまでの時間の長さ、思い出の多さ、さらに大学4年間の密度、それを思うと、その後の人生はアッという間だと思えるのです。もちろん、結婚、子育て、引越し、転職、事故など等、決して侮り難しではあるのですが。
自分の生きてきた時間でさえそんな思いがあるのに、それにもまして、それ以前の年月に感じることは一言で言うと「重さ」なのです。そしてたいした意味もなく、たまたま「昭和」というモノサシで計ったことを歌にしてみました。正直言って、消化不良の歌になってしまいました。