週刊わやソング2000.10.13号  前号へ  次号へ  バックナンバーへ

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気の早い子守唄        1983     MP3で聴けます


早う 朝に ならんかな
ほしたら 元気に とび起きて
おはよう ゆうて くれるやろ
はしゃぐ おまえを 見とったら
わしまで 陽気に なるけんな
  ほやから 今は 早よ 寝えな

早う 大きく ならんかな
寝る子は 育つと ゆうやろが
勉強も 遊びも 大事やぞ
そのうち なんでも おやじより
うまく できるように なるんやろな
  ほやから 今は 早よ 寝えな
          早よ 寝えな

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 ボクはとても早起きです。若いときからそうだった訳ではないのですが、寝起きが悪かったことはありません。目覚し時計を最後に使ったのはいつだったかしら。普段はボクが家族のみんなを起こすのですが、出張で居ないときは残された家族は大騒ぎしているようです。夏はたいてい日の出とともに目覚める感じですが、日が短くなってくるとまだ真っ暗なうちから起きだしゴソゴソしてる怪しい奴となります。
 前置きが長くなってしまいましたが、要はその分、普通の大人より夜は早く寝るってことなんです。ところがウチの息子達ときたら逆にすごい宵っ張りなので困ってしまいます。放っておくと力尽きるまで起きてて、翌朝が大変なのでなんとか寝かしつけようとするのですが、ボクのほうが先に寝ちゃうこともしょっちゅうです。絵本を読んでも一行ごとに無言になるボクに息子が怒ったりもします。赤ちゃんの頃は子守唄を歌ったりもしましたが、それで寝てくれたことなんてないので、いつからか歌わなくなってしまいました。というわけで、ボクの子育てソングシリーズに何曲かある子守唄は全く実用的ではないのです。
 今回取り上げた「気の早い子守唄」は、まだ大学生の頃、もちろん子供がいるはずもなく、作り方さえ知らなかった頃にできた歌です。将来自分が父親になるときがあるんだろうか、などとイメージだけ膨らませて作りました。どうして子守唄を作ろうと思ったのかは忘れました。タイトルは発表時とは変えてあります。ちょっと故郷言葉(方言)を使ってますが、まだ離れて何年も経ってないときの作詞なのに、なぜか違和感があります。ま、雰囲気ってことで。

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