週刊わやソング2002.4.14号  前号へ  次号へ  バックナンバーへ

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壁の向こうの部屋」    1983 MP3で聴けます

そこの壁の向こうには お前のために用意された
新しい部屋があるんだと 俺は聞かされ育てられた
壁はいくつもあったが 俺はみんなぶち破り
やがて見つかるはずの部屋を 信じて ただ信じて
  だけど全ては 嘘っぱちだったのか
  永い時の狭間に 俺は取り残されてた
  何階の何号室が俺の部屋なんだ?
  この階段はまるで天まで続いてるようだ

やっとの思いでたどりついた 俺のための部屋は
最上階の一番奥の ただ広いだけのワンルーム
それでも俺はめげないで こつこつと家具をそろえて
コンクリート剥き出しの壁に 好みの絵を飾った
  だけど この虚しさは何なのだ
  一人ぼっちの部屋で 俺は取り残されてた
  窓の外には真空が広がってた
  はるか俺の足の下には 街の灯りがまたたいてた

  ライラライライラライラライラライ ライラライララライラライ
  ライラライライラライラライラ ライライライラライライライライ
  
  不思議なメロディが俺を呼んでいる
  不思議なリズムが 俺の頭に語りかけてる

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 学生時代から曲作りをやっていましたが、今のように人前で歌う場があったわけではなく、せいぜいサークルの内輪のパーティーだとか合宿の企画の一つとして発表したりでした。最近は新曲がいいペースでできるので古い曲を歌う機会はなかったのですが、久しぶりに歌ってみるとなぜか悪くないなあという曲もあるのです。

 この曲は「神となる」というタイトルでしたが、ほんの少し歌詞を手直ししたうえで復活させてみました。大学生当時、自分がこんなことを考えて詞を書いていたというのが不思議で面白いのです。曲もけっこう今聴いても新鮮で、セブンスコードを5つも使っていたりもしてビックリしました。

 アランプーサンのアコでナイトで歌ったときUHYOさんの「何階の何号室かって、2階のJ号室じゃないの?」という突っ込みが入りました。そりゃ実際住んでたアパートはそうなのですが最上階ってのは50階くらいのイメージで歌ってます。そう聞こえないかな?

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