週刊わやソング2001.5.20号(21世紀第19号)  前号へ   バックナンバーへ

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幸せということ     1989.6       MP3で聴けます

長く降り続いた雨が 見事に晴れあがった日
なぜかわくわくする 体がうずうずする
遠い旅に出た友の 元気な便りが届く日
声を聞きたくなる 楽しい話(はなし)したくなる
  いいことがあると 微笑みがうかぶ
  悲しい出来事には 涙がこぼれる
  恋しい人を想うと 胸が苦しくなる
  みずみずしい緑には 心が和らぐ
    みんなとても大切なこと 時々忘れてしまうけど
    生き生きと 感じるままに 振る舞える
    そんな人間らしさが 幸せということ

窓から射し込む光が 眩しくて目覚める朝
冷たい水を飲み千して 歌をうたいたくなる
一日の仕事を終えて 疲れて眠りに就く夜
星に祈りたくなる 愉快な夢を見たくなる
  おなかがすいたときに ほおぱるものの美味しさ
  洗いたてのシャツに香る 太陽と風の匂い
  汗をかいた肌に浴びる シャワーの爽やかさ
  見つめ合い握手をする 手のひらの温かさ
    みんなとても大切なこと 時々忘れてしまうけど
    生き生きと 感じるままに 振る舞える
    そんな人間らしさが幸せということ
    
    そんな人間らしさが幸せということ


 人の喜怒哀楽について。嬉しいとき、怒りをおぼえるとき、哀しいとき、そして楽しいとき、それぞれ自分の気持ちに素直になりたいものです。それを実験的に表情でやってみたのが先日の「面白い顔の歌」でした。ま、あそこまで極端にやらなくても、自分の気持ちを抑えずにすむことは幸せなことなんだよな。というのがこの歌です。
 赤ちゃんは実に自然です。気持ちいいとニコニコしてるし、不満があると泣きます。そのうちだんだん演技を覚えたり、かっこうをつけて本心を隠したりするようになります。なんにせよ子供が喜ぶのを見るのは何よりの幸せ感じることではありますが。息子には「もっと嬉しそうにしろ」と注文つけたりもしています。
 この歌は幸せとはなんぞや、という問いに対するボクなりの答えの一つです。

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