週刊わやソング2001.10.9号(21世紀第37号)  前号へ  次号へ  バックナンバーへ

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味噌汁   2001.9 MP3で聞けます

イリコで出汁をとる 朝の味噌汁
油揚げとネギが浮かぶ 朝の味噌汁
けだるく眠気を引きずる身体
熱い味噌汁が そこにしみわたる

即席の袋入り 昼の味噌汁
具らしきものは見えない 昼の味噌汁
書類に追われて固まった身体
熱い味噌汁が そこにしみわたる

削り節で出汁をとる 夜の味噌汁
豆腐とワカメが沈む 夜の味噌汁
仕事に遊びに疲れをためた身体
熱い味噌汁が そこにしみわたる



 実をいうとボクは童謡が大好きなのです。誰でも自然に口ずさめる、誰でも知っている、そんな唄をボクも作ってみたい。自然の美しさや、人の優しさ、そんなものを歌ってみたい。そう思って作り始めたのですが、できあがりのこの曲、カテゴリーはなんじゃあって感じですね。
 あ、即席でも具がたくさん入っているのはありますよね。しかし、即席で一番大事なのはミソの溶け易さなのです。最近お弁当のときは味噌汁を2杯飲んでます。
 名古屋に住み始めて初めて定食屋でメニューを見て、「赤だし」を味噌汁だと知らず、お金もないのに「貝汁」を頼んだのをなぜか覚えていたりします。
 

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