ライン

週刊わやソング

2008.3.22号


特集:祝!アコースティックでナイト10周年


緑区滝の水のライブハウス・アランプーサンにて
毎月第2金曜日に開催されるライブ、
それがアコースティックでナイト、略してアコナイトなのだ。
アコギ弾き語りが中心だけど、
もともとは手品や大道芸もOKというユルユル企画で、
出演者のレベルも、
人前では初めて演奏します、という人から、
プロじゃないかっていう人まで幅広く、
ジャンルもさまざまだし、個性的な芸人も多いので、
万人にお勧めの企画なのだった。



そのアコナイトが2008年2月で120回を数えた。
10年になると思うと感慨深い。
120回のうち、ボクはたぶん100回くらいエントリーしている。
ボクの家がアランプーサンにきわめて近いからこそなのだけど、
その歌いやすい雰囲気や、
他の人のを聞いたり、
合間や終了後に話したりってのが楽しいからこそ続いているのだ。

ボクが滝ノ水に引っ越してきたのが1996年の9月で11年半になる。
その当時はまだアランプーサンはできていなかった。
#詳しくはアランプーサンのホームページで
道の向かいのカフェ・プーで週に何回かライブをやっていて、
ボクんちのバルコニーで洗濯物を干していたときなどに
楽器の音が聞こえてきたりして、
いつか行こうと思っていたのだった。

ランチを食べに何回か行って、
アコナイトっていう企画の存在も知ったのだけど、
初めのうちは気後れして、
なかなか参加申し込みができなかったのだった。
勇気を振り絞ってエントリーして『初心者マンの歌』をやって、
けっこう受けたものだから病み付きになって、
それからはほぼ毎月エントリーして今に至るというわけなのだ。

実際、四国への帰省と重なったとき以外は、
欠席する理由がないので当たり前のように出演している。
食事ができるので息子たちもよく付き合ってくれた。
歩いていけるのでボクはビールや泡盛を飲めるのもありがたい。
たいてい2曲やれるのだけど、その選曲も楽しいのだった。

アコナイトが始まると、まず順番を決めるため、クジをひく。
実はこのクジはボクが焼き鳥の串で作ったものなのだ。
以前はジャンケンで決めていたのだけど、
出演者が多いと時間がかかっちゃうからね。
クジを引いて、出た数字の小さい順に出演順を選べるっていうのが基本ルール。
ホントは司会者が好きなやり方でやればいいんだけど。

このクジがもう何年もたっていて、数字が読みにくくなっていたので、
ミニウサギのメイのお葬式のために仕事を休んだ日に新しく作ったものを
120回記念に投入したのだった。

そういえば、一時期はボクが毎回司会役をやっていた。
オープニングの歌『アコでナイト!ヨホ!!』ってのも作ったぞ。
『キャンプしようよ』の替え歌だけど、雰囲気ピッタリだと思うのだ。

さあみんな用意はいいかい
アコースティックでナイトの始まりだ
今日の出演者は前に集まって
まずは クジ引きで順番を決めよう
小さい数字を引いた人から
好きな順番を選べるんだよ
早い方がイイとかの希望があるなら
どうぞ勝手に誰かと相談してね ヘイ!
 アコースティック で ナイト! ヨホ!
飲めや歌えや アハ!
 毎月第2金曜日 さあ!乾杯!!
目一杯楽しもう ホ!!


今は、最後に次回の司会役を決めて終了するのがパターン。
ボクも100回記念のときとかやったけど、
最近は新しい人に馴染んでもらうために、
あえて手を挙げないようにしている。
司会はエントリー料500円が免除されるのだけど、
みんな積極的にはやりたがらないから、
次回の司会を決めるときにシーンとしていた時期もあったなあ。
ここんとこ、初登場でいきなり次回の司会になったり、
やる気満々で引き受ける人もいて、
それも楽しみの一つなのだった。

数多くの出会いがあり、
これからに繋がっていく。
顔ぶれもずいぶん変わってきたけど、
たまに古い常連さんが顔を出してくれると嬉しいものだ。

そんなアコナイト、いつまでも続いて欲しいし、
ボクも続く限り出演し続けるつもりなのだ。
そうそう、忘れてはならないのが、
いつも最後を笑いで締めてくれるマスターの存在。
アランプーサンのマスターは偉大なのだった。


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