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週刊わやソング
2003.6.25号
特集:一福その4

一福閉店のXdayがいつなのか、わからないままですが、
確実にその日は近づいてきているのです。

来年の5月のタイムリミットは動かせないまでも、できるだけ長く続けて欲しい
これがボクの願いであり、一福を愛する人全ての願いだと思います。

2003年6月14日、奇しくもボクの40歳の誕生日、
学生時代ボクが所属していた「セミナー」という団体(クラブ)の年の近いOBが一福に集まりました。

卒業してもう17年以上経ってますが、OB企画や忘年会などで顔を合わせ続けている友人たちです。
一福がなくなってしまう前にどうしてももう一度集まらなくては、
いや、これをきっかけに出来るだけみんなで店に行けばXdayを先延ばしにできるだろう、
そんなことを考える素晴らしい仲間達なのです。

久しぶりに大勢で呑んだのでビールの空き瓶がずらりとカウンターに並びました。
ピラミッドの底辺はいくつになったんだったっけ。
特別におかあちゃんが仕入れてくれたクジラ(生!)も堪能したし。
ボクはカウンターの隅でギターを弾いて『一福 -子連れ編-』を歌い、みんな聴いてくれたのでした。

この日、偶然の素敵な出会いがありました。
ボクが学生時代に所属していたもう一つのサークル「祭ん」の現役・若OB達が
カウンター席の壁向こうの一福座敷で大学祭の打ち上げをしていたのです。
フォークサークル「祭ん」はボクがギターを覚え、人前で歌うことの喜びを知ったところです。
自己紹介をして一福や歌への思い入れを語るうち、
座敷の方で歌わせてもらうことになりました。
世代は違えど歌やお酒が好きな仲間ならわかってくれる、
ボクやボクと同年代の人間の一福への想いを伝えたい
そんなことを思いながら、
『一福 -青春編-』
『サのつくサカナの唄』
『卒業論文』
『専門必修』
そして『一福 -子連れ編-』
つまりここまで紹介してきた「一福CD」選曲を歌いました。
伝わった、と信じています。(とりあえずウケていたし)

このときに『一福 -子連れ編-』を録音したので、今回音源をUPします。
連れて行った息子が楽しそうに遊ぶ声や、ザワザワした居酒屋の音が入っていて、
雰囲気満点だと思います。

「一福」特集は次週以降もまだまだ続きます。

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