音源は未収録です野菜炒めを作りながら冷蔵庫の扉を開ける
あれ？オイスターソースが見つからない 切らしてたんだっけ
あせるなあ、フライパンの焦げ付きも 気にはなってるけど
そろそろ言われそうだから 急いで扉を閉めなくちゃあ
「扉が開いています」
「ハイハイわかってますよ 閉めりゃいいんでしょ 閉めりゃあ」
冷蔵庫がしゃべる人間が答える
傍から観てるとただの怪しいオヤジ
親切に教えてくれるのは有難いことだけど
機械に注文付けられるのは 面白いことじゃあない
たとえそれが女の人の優しい声だとしても
言われたくないからすばやく閉めよう バタンよし間に合った
「扉が開いています」
「なんやて言われる前に閉めたやないかい ってオイ機械にツッコんでどないするねん」
冷蔵庫がしゃべる人間が答える
傍から観てるとただの怪しいオヤジ
１０年以上も使っていればときどき調子も悪くなる
突然壊れたら困っちゃうし そろそろ替えどきかなあ
で、新しく買った冷蔵庫は 容量UPで両開きドア
ついつい片方締め忘れてる 気がつかないんだよなこれが
「ピーピーピー」
「あちゃあお前さんしゃべらんの そんなん標準機能やと思とったわ」
冷蔵庫がピーピーピー人間が答える
傍から観てるとただの怪しいオヤジ
冷蔵庫がしゃべる人間が答える
傍から観てるとただの怪しいオヤジ
怪しいオヤジよ
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またまたウケ狙い。
実話をそのまま詞にしてるから、作るのは簡単でいいけど。
セリフのところははじめメロディをつけてたんだけど、難しくて、
いいや、しゃべっちゃえってことにしたのだ。
ま、この方がアドリブもきくしライブでは面白いだろう。
冷蔵庫役はお客さんにやってもらうことにしよう。
我が家ではしゃべらなくなってしまった冷蔵庫。
とたんにさびしくなる。
「残りおよそ５分でお風呂に入れます」
「お風呂が沸きました」
と、しゃべってくれる給湯機が妙にかわいく思えるのだった。