週刊わやソング

2014. 12. 14号

特集:音楽での出会い

ボクの歌作りは「音楽」なんだろうか。
作詞、作曲、と書くと少し違うような気がする。
弾き語りも音楽とは言えないような気も。
でも、これをやってることで、
たくさんある出会い。
それは音楽で出会ったとしか言いようがない。

少し前の話。
出張で四日市に泊まった夜のこと。
名古屋からは近いので 泊りは変かもしれないけど
そういうこともあるのだ。

近鉄の駅近くで3軒飲み歩き、
ホテルに帰ろうと歩いていた時、
歌声が聞こえて来た。
ストリートライブだ。

女性が立ってギターを弾いて歌っている。
気持ち良く聴ける声とメロディだ。

立ち止まって1曲聴いて、拍手をする。
「音楽がお好きですか？」 と、声をかけられた。
ボクはギターを弾くジェスチャーをして
「ボクもやってるんですよ」と、返す。

すると、スッとギターを持たせてくれる。
ジャラ〜ンとストローク。
あ、なんかいい音。



これだけでお友達になれるのだ。

こんなジャラ〜ンな出会い、 悪くないよね。

念のため誤解のないように書いとくけど、
決してボクは初対面の女性に
声をかけたりできるタイプではないのだ。

音楽あってのことだからね。



後日、Facebookでもお友達になった市川結加里さん。

いい加減な自己紹介しかしなかったので
見つけてもらうのに苦労させてしまったけど。
お互い音楽を続けていれば、
またお会いすることもあるかも。

出会いのカタチはいろいろある。

対バンやると、もう友達。

初めてのハコに行くときは 緊張するけど、
たいていイイ出会いがある。
馴染みのハコでの出会いはその逆かな。

実際に会うより先にネットで知り合ってる場合も
初対面は初対面だし、 ドキドキ感はあるある。
その分、スーッと近くなる。

別のカタチでの出会いが先にあって、
実は音楽でも繋がっていたなんてことも。
音楽がなければ多分2度と会わなかったかもと思うと
ホント音楽ってありがたい。

何度も顔を合わせていても
まだ言葉を交わせてなくて、
少し距離を感じていたとしても、
ちょっとしたきっかけで近くなったりも。

みんな音楽のおかげ。

音楽での出会いに、乾杯。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪