ライン

週刊わやソング

2009.5.2号

特集:「わやソングワールド」について


東海市の特定非営利活動法人「新青樹」は、
太田川駅前どんでん広場でStage2×2を開催していて、
ボクもこれまで16回出演させていただいている。

今シーズンもこの野外ライブが5月からスタート。
5/10の日曜日にはボクも出陣する。

その新青樹が定期的に発行している
「Do!」という刊行物の2009.2.1号(第25号)に、
ボクの拙文を掲載していただいた。

テーマはズバリ「わやソングワールド」。
どうしてホームページをやってるのか、とか、
どういう姿勢で歌を作ったり、
ライブをやったりしているかってことを書いている。

せっかくなので転載しておこう。


写真はどんでん広場にて by新青樹・平松さん

ボクはシンガーソングライターだ。
歌を作ることは楽しいし、
歌って人に聴いてもらえて、
それで喜んでもらえたらいうことはない。
一人で部屋にこもって録音したりCDを作ったりというのは
楽しくないわけではないが、
やはりライブが一番だ。
自分で作った歌を自分で歌って、
それがウケれば幸せなのだ。

でも、実はボクの歌の世界「わやソングワールド」は、
作った歌と、それを歌うってことだけでは完結してはいない。
それが具現化しているのがホームページの「わやソングワールド」。
このサイトのメインコンテンツは
もちろん歌の紹介やライブの案内・報告のはずだけど、
なぜか頻繁に更新されているのが、
本来はサイドメニューのはずの日記やエッセイのコーナーだ。
それが「バカ親日記」と「肉体再生日記」と「緑色が好き♪」と「いきもの日記」。
日記といっても毎日書いてるわけではないけどね。
この気分しだいで書き散らしている雑文が、
何で「ソングワールド」にあるかっていうのがポイント。
ボクがオリジナルソングにこだわる理由もそこにあるのだ。

ボクが作る歌は、
ほとんどがボクの体験や妄想に基づくもので、
ボクだからこそそれが詞になって、
ボクだからこそそれに曲が付いてるんだと思う。
そして、それをボク自身が歌うからこそリアリティがあるのだと思う。
ならば、ボクがどんな人間で、
普段何を考えていて、
こういうときはこういう反応をして、
何に悩み、
何に怒り、
何を面白がるか
ってのがわかってるほうが、
歌をより深く感じることが出来るんじゃないだろうか。
そう、それが日記とかエッセイを書く理由。

実際にどれだけの人がネットでボクを知り、
その上でボクの歌を聴いてくれてるかってのは怪しいものだけどね。
それでもボクは
少しでも自分を、
自分の歌を、
知って欲しいと思って
ホームページの更新を続けるのだった。

さて、矛盾するようだけど、
歌を作る際には、
ボクを知らない人が聴いても、
十分意味が通じて、
楽しい歌は楽しんで、
笑ったり考えたりして貰えるように、
わかりやすい詞・詞に合った曲、
ってのを心がけている。

さらにライブで歌う際には、
今から歌う歌がどんな歌で、
どういうときに作って、
どうして今歌う歌として選んだのか、
ってことをトークするようにしている。
だからボクを知らない通りすがりの人にも、
足を止めて聴いてもらいたい。
そして、面白いと思ったら、もっと知って欲しい。
そんなわけでボクはまた、
思いついたことをネタとしてメモしているのだった。




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