ライン

週刊わやソング

2005.9.17号

特集:24時間連続ライブ

この夏、ボクのライブ的には最大のイベント!
2005年8月27日pm4:00〜28日pm4:00に
静岡県浜松市春野町勝坂の音楽の森(旧勝坂小学校講堂)にて
高橋忠史さんの「僕等の環境を考えよう愛は地球を救う・24時間チャリティーライブ」が開催され、
ボクも応援出演してきました。

主役の高橋忠史さんを中心にしたライブの様子は
「高橋忠史音楽の森」「音楽の森の枝」
詳しく紹介されてるのでそちらを参照していただくとして、
ここではボクの個人的なことだけとりあげておきます。

さて、去年は24時間ほとんど一人で弾き語った高橋忠史さんでしたが
今年は募金を集めるため、メイン会場である音楽の森を留守にして
他会場に歌いに行くことになったのですが、
その留守中も、メイン会場ではライブを続けることになっていて、
とにかくお手伝いが要るのでした。

ボクは昨年参加してなかったため、今年は少しでも参加しようというつもりだったのが、
お手伝いの人はそんなにはあらわれなかったということで、
結果的にボクは延べ8時間で66曲も歌うことになったのでした。


この写真は、当日、ボクが歌ってるところの写真で早速作ってくれたウチワ。
実行委員会の坂下さんありがとうございました。
(公式商品にはもちろん高橋忠史さんの写真入りです。)
ステージ衣装として緑色の服を用意していたのですが、
24時間TVのスタッフTシャツを着ることになったため、
不本意ながら黄色なのでした。

とにかく時間はいっぱいあるということで、
いつものライブなら事前にテーマを決めて、選曲をして、トークも考えるのですが、
今回はそういうわけにはいきません。
そこで、わやソング歌集の新しいほうから古いほうへ遡りながら、
順番に歌えるところまで歌おうということにしました。

とりあえず、歌った時間帯と歌った曲を全て載せながら、
そのときの状況を思い出して記しておきます。
なお、「avはボクが作って人前で発表した全ての曲に付いている制作順の通番で、
これを見ると何曲飛ばしたか(パスしたか)がわかります。
(ちなみに「わやソングブック」で公開してるのは150曲中109曲です)

まず、24時間ライブスタート後、
高橋忠史さんが2時間歌ってから他会場に移動してボクの出番となりました。

27日18:00〜19:50の110分間に12曲

述べ曲数 曲名
1 150 ビワの木
2 149 眠い
3 148 散髪と父と息子と
4 147 安心して
5 146 一福 −子連れ編−
6 145 自動車運転免許
7 143 自然薯食べたい〜
8 141 行方不明になりたかった
9 140 そろそろ始めよう
10 139 アルコール性記憶障害
11 138 踊れ!ガングリオン音頭
12 137 さよなら…ガングリオン

このへんはもちろん余裕です。
しょっぱなから長い歌だけどもちろん時間は気にせずに。
2曲目の「眠い」で実はもう眠かったりも。
「散髪」や「免許」や「行方不明」は
実はいつものライブでは一部の歌詞を省略してるのですが
この日は全部歌いました。


応援の後藤悟さんにバトンタッチして中断した後、
高橋忠史さんが戻るまでもうひと頑張りです。

27日20:50〜22:00の70分間に12曲

述べ曲数 曲名
13 136 少年ガングリオン隊の歌
14 135 サのつくダジャレの歌
15 134 正義の人!ガングリオン
16 133 それはガングリオン
17 132 コスモス
18 131 朝のカレーライス
19 130 流星どころではない
20 128 曲がってる?
21 126 還暦
22 125 キャンプしようよ
23 124 フクタロウ
24 115 ボクんちのウサギ

さすがに、普段そんなに練習していないので、
まず、ギターの弦を押さえる左手の指先が痛くなってきました。
というより、もうきちんと押さえていられないくらい。
まあ、どちらかといえば激しい曲のほうがいいかげんに押さえてても
なんとなく弾けるのでこのへんはそれで助かってます。

高橋忠史さんが帰ってきてこの夜はお役ご免に。
ビールを2缶だけ飲んだが、こりゃ喉にしみわたるうって感じ。
明け方までは体力温存で寝たりもしました。

Z Z Z

ずっと朝まで起きていた高橋忠史さんが仮眠を取る間、
しっかり休んでいたボクの出番です。

28日06:00〜08:30の150分間に21曲

述べ曲数 曲名
25 114 偉い人
26 113 溺愛のプレーリードック
27 112 20世紀末コオロギ
28 111 たきっこの歌
29 109 朝食にはラーメン
30 108 流ソみゃあ
31 107 遺伝子
32 106 さすらいのニャンピー
33 105 そろりと行こう
34 104 父親失格
35 103 息子と
36 102 大人と子供
37 101 学童でビール
38 100 自転車と僕と
39 99 折りたたみ椅子
40 98 それこげ ワン! ワン!!
41 97 本物は美味しい
42 96 長男
43 95 パパはかっこつけマン
44 94 悔いのない選択
45 93 僕のオリジナルダイエット

はじめ、喉がガラガラで声がハスキーにしか出なくなっていたのですが、
不思議なことに声は歌うほどに調子よくなっていきました。
ただし、いつもより半音下げて歌った曲が多かったかな。


起き出してきた高橋忠史さんにバトンタッチするも、
別会場へ出かける時間はすぐにやってきました。
見送ってまたボクの出番。

28日09:15〜09:45の30分間に3曲

述べ曲数 曲名
46 92 リサイクルしても
47 91 次男
48 90 初心者マンの歌

ここで浜松から(春野町も浜松市だけど)浦山修司さんがやってきてくれたので
ステージをお任せして聴く側で休むことができました。


フルパワーで歌いギターを弾いていた浦山さんは
実は、前日も、そしてこの日の夜もご自身のライブがあるのです。
そして、またボクの出番となるのでした。

28日11:15〜12:25の70分間に11曲

述べ曲数 曲名
49 89 トイレトレーニング
50 86 「もんじゅ」の知恵
51 82 赤白黄色
52 81 秀史の子守唄
53 80 しろあほうどり
54 78 本当は美しい
55 77 ご機嫌な僕
56 76 差別する心
57 75 生まれてくる子の子守唄
58 73 無知の知
59 72 燃えろ!アウトドアー!!

だんだん暑くなってきて、背中を汗が流れていくのを感じながら、
それでもボクもチャレンジャーとして弾き語り続けました。
観客は芝さん一人。
たとえ一人でも、その一人が眠ってても、
ボクは歌い続けたのでした。


ボクを休ませようとしてくれたのか、
聴いているだけではウズウズしてきたのか、
いや、はじめからやるおつもりだったのでしょう。
芝さんがボンゴとハーモニカでステージに上がっている間、
ボクは休むことができたのでした。
そして最後のステージです。

28日13:20〜14:10の50分間に7曲

述べ曲数 曲名
60 71 バルコニーの鳩
61 70 盗難に学ぶ
62 69 起こってからでは遅いのだ
63 66 どうして戦争が起こるのだろう
64 65 アルコール依存症
65 53 おろかな人、やさしい人
66 12 壁の向こうの部屋

なぜか声の調子は絶好調に近くなり、
左手の指先も痛みを感じなくなっていました。
環境などを考える歌ではしっかりトークもして。
高橋忠史さん達の車が帰ってくるのが見えたので、
ボクもいよいよ終わりなので熱唱できる歌で締めようと思い、
歌集にはまだ何十曲も残っていましたが、
ラストに『おろかな人やさしい人』を選曲し、
喉を振り絞って熱唱。
でも高橋さんが姿を現す前に歌い終わってしまったので、
本当の最後の曲『壁の向こうの部屋』へ。
そしてボクは燃え尽きたのでした。

けっこうやるじゃんボク。

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